国内、会社活動

SHDグループの管理担当です。

社内のいろいろな活動や、雰囲気をシリーズでお伝えしています。

当社は前々から、職場の清掃は自分たちで行う習慣でした。清掃する時間帯は、前の週の汚れをきれいにするために週末の終業時刻前に行うとか、残業の少ない水曜日の夕刻とか職場ごとにきめていました。

昨年の1月に全職場で一斉に清掃することにし、時間帯はみなで決めることにしました。
議論百出の末、決めた時間帯はなんと月曜日の朝一となりました。
どうなることかと思っていましたが、「気分も新たに1週間を始めよう」との発案者の狙いは達成できているようです。

始めてから1年が経ち、社員の一体感もよくなったように思えるのは、管理部のひいき目でしょうか。

床ばかりでなく、什器も年季のはいったものがほとんどですが、清潔さは自慢ができます。11002049191[1]

2018/03/13|国内、会社活動

SHDグループ、管理部です。

ISO(品質・環境)マネジメントシステムについてのヒント(私たちの気付き)をシリーズでお伝えしています。

当グループでは、2016年1月からISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)は2015年度版で運用しています。
同版では、トップマネジメントは、「意図したアウトプットを生み出す仕組み」を作るとともに、組織として品質マネジメントシステムが意図した結果を達成できると確信を与えるために取り組む必要がある「リスク及び機会」を決定しなければならない、としています。

今回は、当グループが取り組んでいる「リスク及び機会」について述べてみます。
(「意図したアウトプットを生み出す仕組み」はこちら)

ここで言うリスクとは、意図した結果の達成に対する阻害要因となるものととらえ、当グループでは、①経営上のリスクとして「法的その他の要求事項からの逸脱」を、②品質マネジメント上のリスクとして「エピデミック等重大な品質不適合の発生」を、③環境マネジメント上のリスクとして「化学物質流失等重大な環境不適合の発生」をあげ、コントロールする仕組みを構築しています。

一方、機会(ISOの英文ではchancesではなく、opportunities)については、意図した結果への改善のきっかけと捉え、④経営上の機会は「顧客要求・法的要求事項のアップデート」を、⑤品質マネジメント上の機会は「顧客からの満足・品質不適合などの情報」を、⑥環境マネジメント上の機会は「化学物質の管理に関する教育・訓練」をあげています。

 

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2018/01/16|国内、会社活動

058[1]SHDグループ、管理部です。
ISO(品質、環境)マネジメントシステムについてのヒント(私たちの気付き)をシリーズでお伝えしています。

当グループでは、2016年1月からISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)は2015年度版で運用しています。

同版では、トップマネジメントは①「意図したアウトプットを生み出す」仕組みを作るとともに、②組織として品質マネジメントシステムが意図した結果を達成できると確信を与えるために取り組む必要がある「リスク及び機会」を決定しなければならない、としています。
今回は、当グループが取り組んでいる「①意図したアウトプットを生み出す仕組み」について述べてみます。
(「②リスク及び機会」については次回)

当グループにおける「意図したアウトプット」とは何かといえば、「顧客満足度の向上」です。
そしてそれを生み出す仕組みは、実は当グループのマネジメントシステムそのもののことです。
このマネジメントシステムは、お客様からの注文や要求事項をインプットとして、お客様にご満足頂くサービスをアウトプットとするPDCAのサイクルを廻して運用します。
このシステムは、「三恵マニュアル」で、「MS401経営の仕掛け」として明確にしています。
PDCAのサイクルが回っていることを確実にする仕組みは、3つの表(社内の資料番号KS-109)に落とし込まれています。
表1は、「マネジメントシステム行事カレンダー」です。これにより、月ごとの行事執行を確実にします。表2は、「マネジメントシステムの有効性・継続的改善の評価のための監視・測定項目とその実施状況」です。これにより各項目の監視・測定を確実なものとします。表3は、品質目標に対するパフォーマンスです。パフォーマンスには、「結果」に関する項目と、結果に至る「プロセス」に関する項目が混在しています。
これら3つの表の実績を、トップも参加する月一のマネジメントシステム会議でレビューし、必要な対応をとります。
当グループにおける「意図したアウトプットを生み出す仕組み」は、3つの表に凝縮されていると言っていいかもしれません。

2017/12/19|国内、会社活動

こんにちは。

SHDグループ、管理部です。
ISO(品質、環境)マネジメントシステムについてのヒント(私たちの気付き)をシリーズでお伝えしています。

当グループでは、2016年1月からISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)は2015年度版で運用しています。
2015年度版の導入に当たり、以前の版と大きく異なると感じた点の一つが、「結果の重視」です。
ISO9001の狙いは当初より、「顧客満足の向上」にあり、この点にブレはありません。
しかしながら従来の版では、規格の要求事項のポイントは「狙いを達成するためのプロセス」におかれていました。極論すれば、プロセスが適切に計画され、PDCAが廻され、プロセス自体の改善が行われていれば、ISOの要求は満たされている、と言っているようにも見えました。
真の狙いである「顧客満足の向上への到達の程度」は重要視されていませんでした。
たとえば従来版では、トップマネジメントのコミットメントには、「プロセスを計画すること」が求められていますが、「意図したアウトプットを生み出すこと」は求められていませんでした。

2015年版では、狙いの達成に関する「結果」が重視されています。
同版では新たに、トップマネジメントは、「意図したアウトプットを生み出す仕組み」を作るとともに、組織として、品質マネジメントシステムが意図した結果を達成できると確信を与えるために取り組む必要がある「リスク及び機会」を決定しなければならない、としています。

当グループでは、この「顧客満足の向上」に実効性のある新たな要求事項を歓迎し、この要求事項を満たすことに注力しました。

これらの新たな要求事項への、当グループの対応事例は次回以降にご紹介します。l_023[1]

 

2017/11/21|国内、会社活動
写真は本文と関係ありません。

こんにちは。

SHDグループ、管理部です。
ISO(品質・環境)マネジメントシステムについてのヒントをシリーズでお伝えしています。

当グループでは、ISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)の認証取得以降、毎年内部監査を実施しています。
その方法は、あらかじめ準備した約95項目の質問により、各部門が目的達成のための活動を実施しているか、成果はどうか、コンプライアンスはどうかなどの 定型的な確認を行うものです。ポジティブな評価も必ず行うよう義務付けてはいますが、監査にかける労力に見合った経営的な効果があるかについては、やや疑 問を感じていました。

今回の第三者審査に当たり、審査員からヒントがありました。
「ISOの規格では、あらかじめ定めた間隔(複数)で内部監査を行うこと、としています。監査したいプログラムごとに監査期間を定めてください、との趣旨です。」
あらためて規格を読みなおしてみると、日本語では「間隔」とだけ書かれており、英文では表現されている「複数の」の標記「s]を読み落としていることに気づきました。

私たちは、このヒントをもとに、定型的な監査は3年おきとし、会社の経営や顧客満足度の向上にとって真に重要プログラムについては、監査の頻度をふやすように内部監査を変更をすることにしました。

2013/12/19|国内、会社活動
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