こんにちは。
飛行機オタクのNです。
フライト・飛行機・空港などについての雑感をシリーズでお伝えしています。
先日、中国は、初の空母への戦闘機の着艦が成功したと誇らしげな発表をしました。
この着艦の様子をビデオで見た米国の専門家は、あの着艦技術では荒天時の着艦はできないと
論評していました。
「空母への着艦は着陸とは全くことなり、一点に向けて制御された落下(墜落)でなければならない。」のだそうです。
上空から見た空母は木の葉のように小さく、かつ揺れ動き、ベテランでもオシッコをちびってしまうほど怖いのものとこと。
この記事を見て、むかしカナダ航空の非番の機長がたまたま隣りに乗り合わせた時のことを思い出しました。
雨の日のバンクーバー空港に滑らかに着陸したので、「良い着陸でしたね。」と言ったところ、「これは危険な着陸だ。」
との返事。雨の日にはハイドロプレーン現象を避けるため、着艦のように「制御された落下」が正しい着陸だと言われました。
因みに軽飛行機では、地上1メーターくらいから失速警報が鳴り続ける中、静かに機着を引き起こして沈下速度を制御し、最後に失速して着地するのが気持ちの良い着陸です。
2013/11/01|国内、趣味