シンガポール法人の技術者1名が当社に出向してきました。当技術者とは、英語・中国語・タイ語でのコミュニケーションが可能です。
当グループでは、グローバルな水平分業により、技術力・コスト競争力・納入後のサポートなどを勘案し、お客様から受注したロボットシステムやOEM製品を最適地で設計・製造する方針としています。この方針を実行するうえで重要となるのは各地のスタッフのコミュニケーション能力です。当技術者は、このたびの出向で日本を拠点とする中国語圏のお客様の対応を担当することを予定しています。
当技術者を通じ、日本側スタッフのコミュニケーション能力を含む力量向上も図っていきたいと考えています。
これまでも、台湾法人・中国法人から短期の勉強のために日本に滞在したことはありましたが、今回は長期にわたること、また実際お客様への対応にあたったり、現場で機械組立を行ったりすることなどから出向の形にしました。
国際間の雇用形態に関する法的規制や税務上の課題も、関係当局のご指導を得ながら適正に対応するように気を配りました。